伝統と協会の歩み

私たちの道場は、沖縄空手の伝統である上地流を受け継ぎ、日々の稽古を通して心と体を磨いています。上地流は、型を中心に理合(りあい)を探求し、厳しさの中にも調和と柔らかさを重んじる武道として発展してきました。伝統を大切にしながらも新しい時代に合った学びを重ねています。型の一つひとつに込められた先人の心を感じ取り、技だけでなく、礼節や思いやり、そして生き方そのものを学んでいます。

上地流と沖空会


沖縄空手道協会とは?

沖縄空手道協会は、1933年に創設された「修武會」を母体に発展し、1989年に現在の名称となりました。沖縄の伝統空手を通して、平和と調和の心を世界に広げることを使命とし、技と精神の継承を続けています。

上地流とは?

上地流(うえちりゅう)は、創始者・上地完文が中国南派拳法を学び、沖縄に伝えたことから生まれた伝統空手です。力と柔軟さ、呼吸と精神の調和を重んじ、「不殺の武」を体現する人間形成の武道として世界に広がっています。

上地流の型

上地流の型は、実戦性と内面の鍛錬を兼ね備えた稽古法です。三戦(サンチン)に始まり、身体の中心軸・呼吸・気の流れを磨くことを重視します。型の習得を通して、技だけでなく心の安定と集中力を養うことを目的としています。