ご挨拶

心身の鍛錬を
新垣 隆(あらかき たかし)
沖縄空手道協会副会長 範士九段
皆様はじめまして。沖縄空手道協会副会長の新垣隆です。空手は、私にとって人生そのものです。12歳で空手を始めてから、半世紀以上、寝ても覚めても空手と共に歩んできました。稽古を重ねる中で身につくのは体力や技術だけではありません。礼節を知り、自信を得て、自分を磨いていく――それが空手の道だと思います。
空手をなぜ学んだのか?
私が学ぶきっかけとなったのは、師・宮城郁先生との出会いでした。上地流の特徴である「円の動き」「廻し受け」の美しさ、そして実戦的な理合(りあい)に深く魅了されました。どんなに年を重ねても稽古を欠かさず、常に学び続ける先生の姿は、今も私の手本です。
その後、沖縄へ渡り、上地流宗家二代目・上地完英先生にも師事しました。
厳しさの中に静かな温かさを持つ先生から、基本型「三戦(サンチン)」の深い意味と、心構えの大切さを学びました。どの技にも、ただの動きではなく“生き方”があります。だからこそ、空手は一生をかけて学ぶに値する道だと感じています。
沖縄伝統空手のすばらしさ
上地流は、沖縄に根ざしながらも、世界各地へ広がっています。南米やヨーロッパをはじめ、今や多くの国で多くの仲間たちが稽古に励んでいます。国や言葉が違っても、同じ型を通じて心が通い合う――それが空手の素晴らしさです。
空手は強くなるためのものではなく、己を見つめ、鍛え、成長していくための道。上地流を学ぶすべての人が、自らの人生をより豊かにする力を見つけてほしいと願っています。そして、ぜひ多くの方に、その心と技に触れてほしいと思います。
沖縄空手道協会副会長 新垣 隆

ようこそ、深川新垣道場へ
新垣 昭善(あらかき しょうぜん)
東京深川新垣道場館長 教士八段
こんにちは。ようこそ、当道場のホームページへお越しくださいました。ここでは、上地流空手の魅力と、当道場で大切にしている「学びの道」について少しお話ししたいと思います。
空手をはじめたきっかけ
私は、兄の影響で空手を始めました。最初は嫌でたまらなかった稽古も、中学で初めてもらった一本の帯が、私の人生を大きく変えました。18歳で上地流宗家二代目・上地完英先生のもとで修行する機会を得ました。技の厳しさはもちろん、空手を通じて「人としてどうあるべきか」を学んだ時間は、今も私の原点となっています。
上地流空手は、沖縄で生まれ世界に広がった武道です。現在では、南米・北米・ヨーロッパ・アジアなど、多くの国で稽古が行われています。異なる言葉や文化を越えても、共に礼を重んじ、技を磨く姿は、空手が持つ普遍的な精神を物語っています。この教えを胸に、1998年に東京・江東区で道場を開きました。
これから空手道の姿
ここでは小さな子どもから大人まで、そして日本人だけでなく海外出身の門下生も一緒に汗を流しています。互いに言葉や文化の違いを尊重しながら、助け合い、支え合う空気が自然と生まれています。空手を通じて人と人がつながり、国や世代を越えた絆が生まれる――それがこの道場の何よりの魅力だと思っています。
空手は勝ち負けを競うものではなく、自分を磨く道。三戦立ちに始まる基本の稽古には、心を整え、自分と向き合う力が宿っています。
沖縄空手の伝統を次の世代へ、そして世界へ。技を伝えるだけでなく、感謝の心と人としての誠実さを大切にしながら、これからも多くの人と共に歩んでいきたいと思います。
東京深川新垣道場館長 新垣 昭善
深川道場有段者

桐井 公仁
師範五段

古村 賢司
師範五段

並木 英之
指導員五段

橋本 英樹
準師範四段

小川 俊幸
指導員四段

新垣 知昭
指導員四段

村松 義久
指導員参段

韮澤 秀人
指導員参段す

有島 愛歩
参段

工藤 奈緒子
参段

仁田原 広典
参段

鈴木 真弓
参段

Robert Garone
参段

遠藤 翔瑛
弐段

Javier Serrano
弐段

岡本 桂子
弐段

羽賀 信之
弐段

麻生 真由子
弐段

葉賀 美喜子
初段

渋谷 恵音
初段
